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ワーストの26巻です。

月刊チャンピオンで先々月くらいまで連載されたものを纏めた内容。
最近コミック化するのが早いですね。
1巻分たまったらすぐにコミック化してる感じ。
ファンとしてはありがたいですけどね。
その分、掲載紙を買うのがバカバカしい。

ここんとこずーっと続いてる武装と蛾の抗争。
もう1年くらい連載してるかな?
とうとう終止符がうたれるわけですが、やっぱりこんな感じだったか。
完全決着ならず。
萬侍に対抗するために武装と蛾は同盟を組んだ。
トドキン強いっすね。
次期武装の頭候補?

うーん、萬侍か。
久しぶりですね。
今の萬侍の頭は木村政道というらしい。
萬侍の頭のわりには平凡な名前だな。
シルエットのみで登場。
今後ちゃんとした姿での登場はあるのでしょうか?
クローズ時代の頭、九頭神虎男は結局登場なしだったし。

でも、萬侍で最強は木村政道ではないらしい。
九頭神會の会長、蛭子幸一。
クローズで言うところの九頭神竜男のポジションですね。
外見は前川みたいな色男系ではなくゴツい系。
今後、武装&蛾×萬侍の抗争に発展するのでしょうか?
でも、掲載紙のほうは鈴蘭に戻りましたね。

とうとう花×九里虎のタイマン勝負ですか。
1回目は花の完敗だったけど、今度はどうなるんですかねー。
で、今月号のチャンピオンが発売されたんですけど、まだ読んでないですよ。
ミクシィのコミュを覗いていたら、タイマン勝負開始までは、まだ1ヶ月待たされるようです。
やっぱりねー。
まだ引っぱると思ったんだよ。

で、その中に村田×前川の決着シーンも描かれてたらしいんですよ。
あれまー、びっくり。
自分の予想では、武田×ジョーみたいにどっちが勝ったかわからないようなことになると思ってたんです。
うーん、ならチャンピオン買って読もうかなー。
ワースト以外に読むものないから、あんまり買いたくないんですけどね。

そうそう、26巻の表紙は天地ですね。
ずいぶんとご無沙汰ですが、今後の巻き返しはあるのかな?
まだまだ、あれやこれやと展開の予想や期待をしてしまうワースト。
けっこうな長期連載になるのか、はたまた一旦終了し、タイトルを変えてのスタートになるのか。
楽しみですね。

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西澤保彦さんの「収穫祭」を読みました。
 
あらすじ。
 
1982年夏。嵐で橋が流れ孤立した首尾木村で大量殺人が発生。被害者十四名のうち十一人が喉を鎌で掻き切られていた。生き残りはブキ、カンチ、マユちゃんの中学生三人と教諭一人。多くの謎を残しつつも警察は犯行後に逃走し事故死した外国人を犯人と断定。九年後、ある記者が事件を再取材するや、またも猟奇殺人が起こる。凶器は、鎌だった。
事件後、村や母の記憶を失ったブキは、東京の大学院を中退して帰郷し高校で英語を教えていた。そこで起こった同僚の殺害。凶器は鎌。同一犯による連続殺人の再開か、模倣犯か?母のポルノ写真から、ブキが記憶を取り戻し欲望を暴走させた時、カンチ、マユちゃんと運命が再び交錯、事件から二十五年後、全貌を現す!殺人絵巻の暗黒の果て─。

自分には2冊目の西澤さんです。
最初に読んだのは、ミステリーランドの「いつか、ふたりは二匹」でした。
ですので、大人向けの本は、この「収穫祭」が初ということになります。
この本、ずっと読みたかったんです。
本屋でなにげに見かけて、タイトルに惹かれました。
でも、当時は単行本だっので、文庫化するのを気長に待ってました。

文庫版では上下巻で約1070頁ほどあり、かなりの読み応えです。
橋が流れて孤立した村での大量殺人。
いいですねー。
上巻では1982年から1991年までが書かれてます。
ブキ、カンチ、マユちゃんが中学生だった頃の1982年に最初の大量殺人が発生。
9年後にまた凶器が鎌による猟奇殺人が発生。
暫く鳴りを潜めてた猟奇殺人が、下巻の1995年にまた発生。
という流れ。

凶器が鎌ということで、1982年と同一犯か?となるわけですが、当時の事件は事故死した外国人が犯人ということで決着がついてる。
そう、事故死した外国人が犯人なわきゃないんですよ。
そして、1982年と9年後の事件も同一犯なわきゃない。
これはね、難しくないんです。
1982年の真犯人もね、これはわかりますよ。

これは自分のお友達が、前にご自身のブログで感想を書かれてたことなのですが。
荒唐無稽。
はい、自分もそう感じました。
上巻のラストあたりから、だんだんと内容が荒唐無稽になっていきます。
外国人の親が出てきたあたりから、なーんか怪しくなってきたんですよねー。
シェルターでのシーンなんて、まるでスパイものみたいになってるし。

それよりラストだなー。
ある人物の奥さんが、じつはほにゃららだったなんて。
えー!
マジっすかー!?
がっかりな意味でびっくり。
それはないっしょー…。

これ外国人を絡ませる必要あったのかなー。
荒唐無稽にしてる原因の一つが、これなのでは?と感じます。
なんかねー、最初の1982年の純和風なミステリーな感じから、読み進めるとどんどんかけ離れていっちゃうんだよなー。
まー、でも、内容は盛りだくさんですよ。
どいつもこいつも犯罪者。

第一部の1982年が1番楽しめました。
以後はだんだん下降線。
やりすぎだよ。
9年後の犯人と動機にはちょっとびっくりしたけど。
あと、エロシーンがいっぱいあります。

なんか、おしいなー。
どうなるんだろう?って読ませる力はあるんだけど。
最初の雰囲気でずっといってほしかった。
ということで、星は3つにしときます☆☆☆

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小林泰三さんの「天体の回転について」を読みました。

あらすじ。

科学とは無縁の世界で育った青年はある日、月世界を目指して天空へと伸びる「天橋立」に向かう。そこで待っていたものは、とびきり可愛い謎の少女だった─無垢な青年が抱く、宇宙への憧れとみずみずしい初恋を描いた表題作のほか、ロボット三原則の盲点が引き起こす悲劇を描いた「灰色の車輪」、宇宙論とクトゥルフ神話が驚愕の融合を果たす「時空争奪」など、ヴァラエティに富んだ全8篇収録の傑作ハードSF短篇集。

ハードSF短編集と書かれてますが、そんなにハードでもなかったですね。
小林さんらしく、中にはちょっとグロいのもありましたが。

●天体の回転について

表題作。
この世界には科学を嫌う種と科学を操る種がいて、嫌う種は科学者のことを「妖怪」とまで呼んでいます。
嫌う側の種の、とある青年が主人公。
彼は嫌う種の中では、科学に興味を持つ異端児なのです。
ある日、彼は科学者が作った軌道エレベーターに、意を決して乗り込みます。
その行き着く先は?
宇宙へ行くのに宇宙船を使わず、エレベーターで行くってのがおもしろいですね。
途中、青年の恋もあります。

●灰色の車輪

クルーニャという施設(惑星?)に麗奈という女性がやってきた。
目的は、ここで作られたロボットがロボット三原則に完全に従ってるか、という調査。
麗奈が心配していたとおり、ここのロボットは恋愛感情をもってしまい、お互いに名前まで付け合ってしまった。
悲しい結末で、ちょいと泣けます。

●あの日

宇宙の移動教室が舞台。
小説教室で「わたし」は地球時代の時代小説(ミステリー)を書いている。
「わたし」は地球時代を知らない未来の人だから、物理考証が間違ってばかり。
例えば「血が玉になって、宙を漂う」とか。
その度に先生にダメだしをくらい、書き直す「わたし」。
ちょっとコミカルな内容です。
先生と「わたし」の物理の話しは、難しくてわかにくいものもありました。

●性交体験者

ちょっとエロくてグロいです。
この世界は女性優位の社会で、男性はセックスも許されないという設定。
まー、セックスは犯罪ってことですかね。
男性は奴隷ですな。
いや、奴隷と言うより、女性に〇〇られちゃうんだから、〇〇ですね。
まるで昆虫の世界。
サトっていう女性刑事、そんな世界にいながらも男性に理解があるように見せかけといて、最後にあれですか。

●銀の舟

宇宙人が作ったと言われてる人面岩を調査するため、探査隊が向かった先は…。
落ちはわかりませんでした。
騙されちゃった。

●三〇〇万

全アカルウ諸国中で最強の国家、イジュギダ。
そのイジュギダの王アルカリオスがテラを征服になってきた。
イジュギダは戦闘種族なので、テラの王とガチンコ勝負を挑みます。
でも、テラとイジュギダの戦闘の考えた方がかみ合わず、ちょっと笑えます。

●盗まれた昨日

記憶がテーマ。
映画「メメント」を題材にしてるようです。
この世界では、全人類がメメントの主人公状態になってしまいました。
短期記憶がなくなってしまうです。
そこで考え出されたのが、記憶をメモリに残すという方法。
これによって、通常の生活ができるようになりました。

少女が目覚めると、体が見知らぬ男になっていた。
記憶は自分のもの。
誰かにメモリを交換されてしまったらしい。
少女の、自分の体を取り戻す戦い。
後半に意外なトリックが施されてました。
叙述トリックになるのかな?

●時空争奪

由良は研究室で教授からいろいろな質問をされる。
「川はどこから始まるのか、君は知ってるのかね?」
由良は「水源」と答えるが、教授は「川の始まりは河口に決まってるじゃないか」と言う。
自分の知らないうちに世界が変わってしまってる。
うーん、自分にはちょっとわかりにくかったかも。

8編通して殆ど外れなし。
さすが小林さん、おもしろかったです。
評価は星4つ☆☆☆☆

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我孫子武丸さんの「探偵映画」を読みました。

あらすじ。

新作の撮影中に謎の失踪を遂げた鬼才の映画監督・大柳登志蔵。すでにラッシュは完成、予告編も流れているが、実はこの時点で作品の結末を知るのは監督のみ。残されたスタッフは、撮影済みのシーンからスクリーン上の「犯人」を推理しようとするが…。『探偵映画』というタイトルの映画をめぐる本格推理小説。

最近すっかり新刊の出なくなった我孫子さん。
と思ってたら、去年に「さよならのためだけに」という新刊を出してるんですね。
今年も3月にミステリーランドから新刊を出してるし。

ほしいー!
でも、ミステリーランドは高いー!
ミステリーランドを集めてますが、古本で収集するのは限界がありますね。

当時、速水シリーズは読んでたけど、我孫子さんはけっこう未読があります。
絶版になってる作品も意外に多いですね。
古本屋をこまめに覗いてるのですが、なかなか見つかりません。

この「探偵映画」は頁数も少ないし、サラっと軽いタッチで読めるのですが、ちょいちょい出てくる映画ネタが退屈でした。
かなり映画に詳しくないとわからないでしょう。
この本の核となるのは、作中に撮影されてる映画の結末なわけですが、これはねー、文章だといまいち伝わりにくいかも。

いや、もちろん理解できなとかじゃないですよ。
驚きの結末が用意されてるんですけど、映像にしたほうが伝わるんじゃないかと思いました。
ということで、実際に映画化しちゃったらどおでしょう?

我孫子さんは、自分の中では「殺戮にいたる病」以上の衝撃作には今だ出会わず、です。

評価は星3つにしときましょう☆☆☆

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荒俣宏さんの「ワタシnoイエ」を読みました。

あらすじ。

発端は新婚家庭。
新しい家なのにカビが異常に繁殖する。
新妻はカビ・ノイローゼで狂っていく。風水師・黒田龍人とミヅチは、恐るべき邪気の存在を知る。
本邦初、前人未踏の風水ホラー小説。

この本は、たしか刊行されてすぐに新刊で買った憶えがあります。
平成5年初版です。
今ごろ読んでるし(笑)
次から次へと本を買うから、こーゆーことになる。

著者の荒俣さんって、TVに良く出てる人ですよね。
トリビアの泉とか。
作家さんとは知りませんでした。
しかも、あの帝都物語の著者でもあるなんて。
それこそ自分にはトリビアでしたよ。

家を購入したばかりの新婚家庭にカビが繁殖。
妻はノイローゼになってしまいます。
悩んだ夫は、知人の紹介で風水師の黒田龍人を紹介してもらう。
依頼を受けた黒田は、ミヅチと共に調査を開始します。

読み進めていくと、真相がずいぶんと大事になっていきます。
風呂敷を広げてますねー。
家のカビから始まって、そんなとこに行き着くの!?って感じです。
もうちょっと身近な感じにしてほしかったです。
460頁くらいあるんですけど、もうちょっとコンパクトに纏めてもよかったのでは?と思いました。
読んでて途中でダレてきたし。

たしか、この本は続編が出てたと思いますが、読むことはないでしょう。
妻が狂ったように風呂場のカビ掃除をしてるシーンは、ちょっとだけ怖かったかな。
印象はそれくらいです。
評価は星2つ☆☆

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赤川次郎さんは自分が本格的に小説を読み始めた頃の作家さんです。
タイトル「小説との出会い」という記事で赤川さんにちょっと触れたので、今日はその続き。
赤川さんと言えば、軽いタッチで読める作家さんで、あまり本格というイメージはないかと思われます。

でも、有名な三毛猫ホームズシリーズの第一作目「三毛猫ホームズの推理」では、ほぼ完璧なのでは?という密室トリックを考え出されてます。
まー、あくまでも小説なので、実際にその方法で殺人ができるかとはわかりませんけどね。

未読の方は、機会があればお手にとってみてください。
あのトリックだけで星5つですね☆☆☆☆☆

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プロフィール
HN:
埼玉デューク
性別:
男性
趣味:
読書、音楽、ダーツ
自己紹介:
毎日読書してます。
主なジャンルはミステリー、ホラー、SF、時代小説。

●好きな作家さん。
綾辻行人、有栖川有栖、池波正太郎、今邑彩、井上夢人、歌野晶午、恩田陸、岡嶋二人、加納朋子、京極夏彦、小林泰三、小島正樹、神永学、貴志祐介、島田荘司、竹本健治、貫井徳郎、法月綸太郎、麻耶雄嵩、三津田信三、道尾秀介、他。

●好きな漫画家さん。
魔夜峰央、高橋ヒロシ、冨樫義博、山本貴嗣、他。

音楽は、ほぼ洋楽です。
ロック、パンク、メタル。
中でも、メタリカ最高です。
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