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いよいよ九里虎と花のタイマン勝負。

えっ!

不意討ち速攻!

九里虎が花を椅子でタコ殴り!

え~~!

マジっすか!?

こんなんありー。

高橋ヒロシさんのヤンキー漫画って、あんま武器とか使わないのに。

九里虎はまともにやったら勝つ自信がなかったのかしらん。

でも、花復活。

反撃開始。

次号に続く。

また一ヶ月待たされる…。

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横溝正史の「本陣殺人事件」を読みました。

あらすじ。

江戸時代からの宿場本陣の旧家一柳家。その婚礼の夜に響き渡った、ただならぬ悲鳴と琴の音。離れ座敷では新郎新婦が血まみれで惨殺されていた。枕元には、家宝の名琴と三本指の血痕のついた金屏風が残され、一面に降り積もった雪は、離れ座敷を完全な密室にしていた。 アメリカから帰国した金田一耕助の、初登場作品となる表題作ほか「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」の二編を収録。

中篇が3つ収録されてます。
中でもタイトルの「本陣殺人事件」が文庫で約200頁と一番長いです。

今年の正月に実家に帰ったとき、姉が所有してる横溝正史の本がけっこうあったので、「かしてくれ」と言ったところ、「もう読まないからあげるよ」と言われたので、もらってきました。
やはり、ミステリー好きなら横溝正史は避けては通れないですよね。
とりあえず、金田一初登場ということですので、この本から読んでみました。

古典ということで、最初は読みづらいのかな、と思ってたのですが、そんなことはなかったです。
けっこう読みやすいですね。
たまに難しい漢字で仮名がふってないのがありますが(笑)
わたくし埼玉デューク、翻訳本の他に古典もあまり読んだことがありません。

●本陣殺人事件

所謂密室ものですね。
大胆な機械仕掛けのトリックなのですが、できれば図も使って説明してほしかったです(汗)
犯人がわからないように読者をミスリードする手法も見事でした。
さすがは横溝氏。
ただし、舞台が昭和初期という設定なので、犯人の動機は現代ではまったく理解できませんね。

●車井戸はなぜ軋る

内容は、ほぼ鶴代という女性が兄に宛てた手紙で構成されてます。
鶴代さん、名探偵ですね。
ということで、金田一の出番は少なめ。
トリックは、ちょっとした盲点をついてました。
わかってみれば、なーんだ、という感じなんですけど。
手紙で構成されてる小説は個人的に好きです。

●黒猫亭事件

顔のない屍体の応用編でしょうか。
顔のない屍体プラスほにゃらら。
これによって、犯人がわかりづらくなってました。
当時としては、斬新なトリックだったのかなー、なんて思ったり。

さすが、巨匠横溝氏。
まだ姉からもらった本はだいぶあるので、とうぶん楽しめそうです。
星は4つ☆☆☆☆

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魔夜峰央さんの「仁義なき家政夫パタリロ!」を読みました。

今月発売されるなんて全然知らなかったです。
発売日の翌日に魔夜さんご自身のツイッターで知りました。
昔は本屋さんで毎月の新刊が書かれてる紙を見に行ってチェックしてたもんですが、今は著者が自らネットで新刊のお知らせをしてくださるんですから、便利になりましたねー。

しかも、今月は更に本編パタリロの86巻も発売されます。
掲載誌シルキーのほうでは、新たなパタリロ外伝シリーズが連載されてるようです。
タイトルは「パパ!?パタリロ!」だそうです。
内容は去年のトークショーで魔夜さんからちょこっとだけ聞いたんですけどね。
長屋にパタリロが住んでて、バンコランとかヒューイットも出てくる、とか仰ってました。

家政夫パタリロシリーズの完結編です。
全然気づかなかったですけど、このパタリロ外伝シリーズが開始されてから8年経つそうです。
マジっすかー?
そんな前からだったっけ?
内容は前作「出もどり家政夫パタリロ!」からの続きになってます。

冒頭はおパタがアラファト家政婦派遣協会で働くようになる過程が簡単に描かれてます。
派遣協会会長の荒川歩安太郎が初登場。
どっかで見たことのあるキャラだなー。
と思ったら、本編パタリロに出てきたお正月さまに似てる(笑)
タイトルどおり、新しくできた家政婦派遣会社CHMとの仁義なき戦いです。

派遣切りにあった人たちを格安の給料で雇い、人件費を抑えて料金をアラファトの約半額にしてきたCHM。
年金暮らしのお年寄りは半額の魅力に惹かれて、次々とアラファトとの契約を解除してくる。
このままではアラファトが潰れてしまう!
家政婦の質の高さで対抗するアラファトだが、CHMの意外な攻撃で苦戦を強いられる。
調査の結果、CHMのバックには、ある宗教団体の影が、更にその宗教団体の影には旧KGBの影が。

恵方巻きって、魔夜さんはどっからあんな発想がうまれたんでしょうね(笑)

後半、おクマさんとカチンスキーのタイマン勝負あり。
実質、カチンスキーのほうが強かったってこと?
あのおクマさんより強いなんて、すげー!

最後はおパタが借金を返済し、大団円です。
でも、わりとあっけない終わり方だったかな。
星は4つ☆☆☆☆

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月曜日のカウント数が、またビョビョビョーンと伸びた。

なんでだろう?
アクセス解析で調べてみる。
すると、とあるアドレスから飛んできてる方がいっぱいいる。

なに、ここ?
飛んでみる。

おお!
翻訳ミステリー大賞シンジケートではないか!
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/

そちらの5月2日の記事に、翻訳ミステリー大賞開票記念イベントのレポートを書いてる人のブログのリンク集が貼ってありました。

その中の一つが、わたくし埼玉デュークのブログだったのです。
本家本元の翻訳ミステリー大賞のブログにリンクを貼っていただけたなんて、感激です。

どうもありがとうございました!

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ジェフリー・ディーヴァーの「悪魔の涙」を読みました。

あらすじ。

世紀末の大晦日午前9時、ワシントンの地下鉄駅で乱射事件が発生。間もなく市長宛に2000万ドルを要求する脅迫状が届く。正午までに“市の身代金”を払わなければ、午後4時、午後8時、そして午前0時に無差別殺人を繰返すとある。手掛りは手書きの脅迫状だけ…FBIは筆跡鑑定の第一人者パーカー・キンケイドに出動を要請した。

珍しく翻訳本を読みました。
先日翻訳ミステリー大賞に行った影響で、というわけではなく、この本はネットでおもしろいという評判を知り、数年前に購入しました。
読み始めてから知ったのですが、ジェフリー・ディーバーは映画「ボーン・コレクター」の原作者でもあるんですね。
あの映画はおもしろかったので、期待しながら読みました。

しかし、慣れない翻訳本ということで、なかなか頁が進まない。
100頁くらいまでで挫折しかけました(笑)
もう気持ち半分読むのをやめようとしたのですが、もう少しだけ読んでみようと頑張ったところ、展開も速くなってきて、だんだん引き込まれていきました。

主人公のパーカー・ケンケイドはFBIの元筆跡鑑定士。
脅迫状から犯人にたどり着いていく過程、そしてパーカーと犯人との知恵比べは、かなり引き込まれますよ。
意外な黒幕あり、どんでん返しありと、ミステリーの王道をいってますね。
どうやら映画化はされてないようですが、映画化したらおもしろいと思います。

自分が翻訳本が苦手な理由の一つが、登場人物をなかなか憶えられないこと。
なかなか外国人の名前は憶えられません…。
最後まで、これ誰だっけ?これ誰だっけ?、ばっかりでした(汗)

スピーディーに読ませるポイントの一つは、海外ドラマの24(トゥエンティフォー)みたいに章ごとに時間が書かれてるとこですね。
物語の中では一日ちょっとの出来事になってます。
文庫で560頁と、ちょっと厚めの本ですが、一気に読ませる力はあります。

星は4つです☆☆☆☆

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アンソロジー「七つの死者の囁き」を読みました。

あらすじ。

死者はそこにいる。生きている私たちの記憶の中に、夢の中に、そしてすぐ背後に。私たちを見つめ、語りかけ、時に狙っている。ひそやかで絶え間ない、死者たちの攻勢-。少女の幽霊は窓辺に立ち、死んだ恋人からのメールが届く。自殺した女の呪詛が響き、亡くなった男は秘密を打ち明け、死霊の化身が地底から出現する。怖恐と憂愁を纏った七つの死者たちの物語。文庫オリジナル。

タイトルどおり、短編が七つ収録されてます。
豪華な作家陣に惹かれて購入しました。

個人的な感想ですが、この本はですね、ナンバーワンは道尾さんの「流れ星のつくり方」ですよ!
素晴らしい!
真備シリーズの短編です。
内容は、ほぼ北見凛とある少年の会話で構成されてます。
他の作家さんの作品は、幽霊が出てきたりとホラーっぽかったりするのもありますが、道尾さんのは純粋にミステリーです。
最後の少年の台詞、これに尽きる。
やられた…。
道尾さんの術中に、まんまとハマってしまいましたよ。
この短編は、まだこのアンソロジーにしか収録されてないようです。

あと気になったのは、吉来駿作さんの「嘘をついた」
てっきりホラーだと思って読んでたのですが、いやはや、きっちりミステリーしてましたね。
そういう意味で騙された感じ。

どれも良作で外れはないですよ。
でも、やっぱり道尾さんが素晴らしすぎ。
道尾さんだけで星5つ☆☆☆☆☆

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プロフィール
HN:
埼玉デューク
性別:
男性
趣味:
読書、音楽、ダーツ
自己紹介:
毎日読書してます。
主なジャンルはミステリー、ホラー、SF、時代小説。

●好きな作家さん。
綾辻行人、有栖川有栖、池波正太郎、今邑彩、井上夢人、歌野晶午、恩田陸、岡嶋二人、加納朋子、京極夏彦、小林泰三、小島正樹、神永学、貴志祐介、島田荘司、竹本健治、貫井徳郎、法月綸太郎、麻耶雄嵩、三津田信三、道尾秀介、他。

●好きな漫画家さん。
魔夜峰央、高橋ヒロシ、冨樫義博、山本貴嗣、他。

音楽は、ほぼ洋楽です。
ロック、パンク、メタル。
中でも、メタリカ最高です。
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