小説、漫画、音楽とか
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パタリロの86巻です。
100巻まで、あと14冊。
1年に2冊のペースとして、あと約7年か。
まだまだ先ですねー。
内容は、また1話が短くなってます。
平均16頁くらいですね。
これ、できればやめてほしいんだよなー。
やっぱ、パタリロは1話30頁くらいないと。
バンコランもマライヒも登場なし。
前巻みたいな懐かしのキャラの登場もなし。
うーん…。
そんな中でも気になった箇所がちょいとありました。
タイトル「ベニクラゲ」で美少年に成長したパタリロが1コマ登場。
見た目があんなパタリロでも、将来は美青年に成長する、というのはだいぶ前から本編で明かされてますよね。
魔夜さん、100巻以降は青年パタリロを主人公にするってのはどうでしょう?
でも、そうすっとバンコランとかはおっさんになっちゃいますけど(笑)
タイトル「90年」で未来のパタリロのことが描かれてます。
将来は美しい姫君と結婚して多くの子供に恵まれるそうです。
そして、90年後の年老いたパタリロがシルエットで登場。
珍しく感動的な話しで終わるのかと思ったのに…。
落ちはいつもの感じでした(笑)
星は3つかな☆☆☆
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横溝正史の「犬神家の一族」を読みました。
あらすじ。
信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような条件を課した遺言状を残して永眠した。佐兵衛は生涯正室を持たず、女ばかり三人の子があったが、それぞれ生母を異にしていた。一族の不吉な争いを予期し、金田一耕助に協力を要請していた顧問弁護士事務所の若林がやがて何者かに殺害される。だが、これは次々と起こる連続殺人事件の発端にすぎなかった!血の系譜をめぐる悲劇、日本の推理小説史上の不朽の名作!!
金田一シリーズはどういう順番で読んだらいいのかわからない。
本陣殺人事件の次は何を読もう?と思い、この本は映画化したりと、あまりにも有名なので、これにしてみました。
自分が所有してる文庫は佐清の顔が表紙なのですが、あのマスク怖いですねー。
Yの字の逆さ死体も超有名ですよね。
事件は莫大な遺産の争いがきっかけです。
犬神財閥の創始者、佐兵衛が残した遺言状が原因なんですよ。
佐兵衛さん、とんだトラブルメーカーです(汗)
遺言状の内容は、珠世という女性が圧倒的有利なように書かれてます。
でも、珠世さんは犬神家とは血の繋がりはないのです。
ということで、前半では珠世さんが犯人っぽくなってるんですね。
まー、当然これは読者をミスリードするように書かれてるんだろう。
さーて、犯人は誰だ?
最初から仮面をかぶってる佐清君も非常に怪しい。
当然、本当に佐清本人なのかと疑ってしまいますね。
この仮面をかぶってる佐清君は、行方不明になってるほにゃららだろう!と予想。
星は4つ☆☆☆☆
ネタバレは右下の「ネタバレ」から読めます。
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小林泰三さんの「天獄と地国」を読みました。
あらすじ。
頭上に地面、足下に星空が広がる世界。人々は僅かな資源を分け合い村に暮らしていた。村に住めない者たちは「空賊」となり村々から資源を掠め取るか、空賊の取りこぼしを目当てに彷徨う「落穂拾い」になるしかない。世界の果てにもっと人間の暮らしやすい別天地があると確信した、落穂拾い四人組のリーダー・カムロギは、多くの敵と生き残りを賭けた戦いを繰り返し、楽園をめざす旅を続ける-。傑作短篇の長篇化完全版。
この本は「海を見る人」という短編集に収録されている「天獄と地国」を長編化したものです。
本屋さんで裏面のあらすじを読んだとき、「あー!あれか!」と思い出しました。
短編版を読んだとき、おもしろかった記憶があったので、今回の長編化はとても嬉しいです。
期待どおりのおもしろさでした。
一気読みです。
あらすじに書いてあるとおり、この世界は天と地が逆になってます。
想像するだけで大変な世界ですね(汗)
住みにくそう…。
だからタイトルも獄と国が逆になってるわけですね。
冒頭のあたりは、短編版とほぼ一緒だと思います。
短編ではカリティ(女性)が死んだかどうかは憶えてないですけど…。
どうだったかな?
それ以降は戦いの連続です。
カリティは足元に地がある、所謂普通の住みやすい世界があると確信した。
この世界の各地にも、そのような神話が残されている。
彼女を自分のミスで死なせてしまったカムロギは、彼女の意志を受け継いで、仲間のヨシュア、ナタと共に新世界を探す旅に出る。
旅に出るって言っても、彼らは村にも住めない落穂拾い。
そんな彼らが偶然見つけたのが超兵器アマツミカボシ。
これに乗って空賊をなぎ倒し、いざ新世界があると睨んでる北限へ。
と思ったら、目の前には別の超兵器ワイバーンが。
超兵器どうしの戦いは迫力満点。
彼らは新世界を見つけることができるのでしょうか?
気になったこと。
ウインナー村の長老には騙された。
あれはちょっとした叙述トリックだね。
ナタの過去には泣けた(涙)
アマツミカボシとかラーヴァナとか、ちょいちょい神話の名前が出てくる。
ナタはナタタイシのことか?
あのエンディングはどうなんですかねー。
バッドエンディング?
想像すると、彼らの先祖は普通の世界から、あの天と地が逆転した過酷な世界に追いやられ、閉じ込められたってことだと思うんだけど。
そのへんを詳しく知りたい。
小林さん、続き書いてください。
星は当然5つ☆☆☆☆☆
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泡坂妻夫さんの「乱れからくり」を読みました。
あらすじ。
玩具会社の部長馬割朋浩は降ってきた隕石に当たり命を落としてしまう。その葬儀も終わらぬうちに彼の幼児が誤って睡眠薬を飲んで死亡する。さらに死に神に魅入られたように馬割家の人々に連続する不可解な死。一族の秘められた謎と、ねじ屋敷と呼ばれる同家の庭に造られた巨大迷路に隠された秘密を巡って、男まさりの女流探偵と新米助手の捜査が始まる。日本推理作家協会賞受賞作。
久しぶりの泡坂さんです。
タイトルだけ見ると、なにやらエロエロな内容なのかと思ってしまうのですが…(笑)
まっとうなミステリーですよ。
タイトルどおりのからくり尽くし。
からくりとは、昔ながらの玩具のからくりのことです。
殺人事件の影には、からくりが関わってます。
これは犯人わからないよー。
「ヨギ・ガンジー」シリーズもそうだけど、この本もよくできてるなー。
手品師でもある泡坂さんならではです。
ポイントは冒頭の隕石事故ですね。
ここがヒントだったかも。
評判どおりの名作でした。
こりゃ星は5つですね☆☆☆☆☆
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プロフィール
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埼玉デューク
性別:
男性
趣味:
読書、音楽、ダーツ
自己紹介:
毎日読書してます。
主なジャンルはミステリー、ホラー、SF、時代小説。
●好きな作家さん。
綾辻行人、有栖川有栖、池波正太郎、今邑彩、井上夢人、歌野晶午、恩田陸、岡嶋二人、加納朋子、京極夏彦、小林泰三、小島正樹、神永学、貴志祐介、島田荘司、竹本健治、貫井徳郎、法月綸太郎、麻耶雄嵩、三津田信三、道尾秀介、他。
●好きな漫画家さん。
魔夜峰央、高橋ヒロシ、冨樫義博、山本貴嗣、他。
音楽は、ほぼ洋楽です。
ロック、パンク、メタル。
中でも、メタリカ最高です。
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